「かっこいい」の美学
講師 春木有亮

「かっこいい」は、ことばを嫌うことばである。ある価値の表明ではあるが、説明ではない。ときに思考の積極的な回避のために使い、その意味はもっぱら共感を通して伝わる。いわば、理屈ぬきでわかりあうための言葉だ。なにより、こうして「かっこいい」を論じること自体がすでにかっこよくない。だからこそあえて、この「いわくいいがたい」テーマに真正面から挑みたい。
 団塊の世代が蔓延させ、半世紀を超えて受けつがれてきたこのことばが導く感性、文化、そして生きかたとは、なにか。

第1回  5月8日(土)

        

第2回  6月5日(土)

        

第3回  7月3日(土)

        

「かっこいい」は、カックイイ - 熱狂と逸脱

「かっこいい」は、恰好が良い - 様式と適合

「かっこいい」は、かっこ悪い - 逆説と流転